まるで絵本の世界♡旅の写真が小さな模型みたいになるジオラマ加工術【Photoshop】

皆さんはこの夏どこかに出かけますか?
私は猫部屋管理人おばさんをしながら、家でチマチマと仕事をしたりぐうたらしたりする予定です。
私のぐうたら自慢はさておき、旅先で写真を撮ることも多いですよね。
写真に撮っておくと、後から見たときその旅の思い出が写真とともによみがえってきます。
その旅の思い出がさらに楽しいものになるような、写真の加工を紹介します。
それが、Photoshopでできる『ジオラマ風写真』です。
目次
スカイツリーからの一枚が、まるでミニチュア!
今年の五月、東京在住の姪が旅行に行っている間、
姪夫婦の愛猫あんずちゃんを我が家でお預かりをしていました。
あんずちゃんを東京に送り届けたついでに東京観光をしようと思い、
東京スカイツリーに行きました。
そこでどうしても撮りたかったのが展望デッキからの街の写真です。
「ジオラマ写真を作る」これがもう一つの目的だったのです。
今回ご紹介するのは、そんな街並みをPhotoshopのチルトシフト機能を使って、
まるで絵本の中のミニチュアみたいに加工するテクニックです♪
風景写真や建物写真をよく撮る方なら、簡単なステップで完成しますので、ぜひ試してみてくださいね!


ジオラマ風写真ってどんなもの?
ジオラマ風加工とは、本物の風景をまるでミニチュア模型のように見せる写真表現のことです。
特徴は以下の3つ:
- 上下がぼけている(ピントが合っているのは中央だけ)
- 色がくっきり(彩度)&コントラストが高め
- 遠くから俯瞰している構図
つまり、「上から撮った風景写真×チルトシフト効果」が相性抜群なんです!
実際の手順を紹介します(Photoshop使用)
① 俯瞰の構図の写真を用意する
- ビルの展望台や、山の上からの風景などが◎
- 今回はスカイツリーからの写真を使用!

② Photoshopで写真を開き、「チルトシフト」を適用
- メニューバー【フィルター】→【ぼかしギャラリー】→【チルトシフト】
- 写真中央にピントを合わせ、上下を自然にぼかすように調整
- ガイド線を動かして、ぼかしの強さ・範囲を決める
※レイヤーを右クリックして【スマートオブジェクトに変換】にしておくと、画質を落とすことなく何度でもやり直せます。


③ 彩度やコントラストを少し強めに調整
メニューバー【フィルター】→【camera_rawフィルター】で
明るさ・コントラスト・彩度の調整をする
- 彩度、コントラストのスライダーをそれぞれ右側に移動する
- 少しポップな色合いにするだけで、模型っぽく見えます




ワンポイントアドバイス
- 車や人が小さく写っている写真だとよりリアルに見える 🚗
- 太陽の光が強い日(影がくっきり)の方が「模型っぽさ」が出やすい 🌄
- 仕上げに明るさを少し上げると、絵本のような雰囲気に♡ 📖
こんな写真にもおすすめ
- 鉄道のある風景(駅や列車がミニチュアっぽくなる!)
- 港町や川沿いの町並み
- イベント会場やお祭りの俯瞰写真
あなたの旅写真が“アート”に変わる瞬間
普段撮った風景写真が、Photoshopで少し手を加えるだけで
まるでおもちゃの世界に入り込んだような1枚に変身します。
旅が好き、写真や編集が好き、そんなあなたにぴったりのジオラマ加工。
次の旅でも、展望台や高台からの1枚を、ちょっと違った形で残してみませんか?
🎀この記事で使用した写真は、すべてPhotoshopで加工しています。
加工前・加工後の比較を載せるとより魅力的になりますよ!

