時間を無駄にする=機会損失ということ?【時は金なり】

『Time is money (時は金なり)』と言ったのは、アメリカ合衆国建国の父と呼ばれるベンジャミン・フランクリンだそうだ。
ベンジャミン・フランクリンといえば、なんかアメリカ合衆国を作った内の一人くらいの認識だったが、科学者としても実業家としても名を残す凄い人だったらしい。
そんな人が言うことだからこそ説得力がある言葉なんだろう『Time is money』

ベンジャミン・フランクリンは、「時間はお金と同様大事なものだから無駄な時間を過ごしてはいけない」という観念論よりもう少し踏み込んだ経済的な意味でこの言葉を発したらしい。
時間を無駄にしたら稼げるはずだった機会を損ねる・利益を得られない、といった機会損失のリスクを回避するための言葉なんだそうだ。

そして私は時間を大切にして機会損失のリスクを回避してきただろうか。
→否
時間にルーズな人に自分の時間を食いつぶされていないだろうか。
→否

今回は時間にルーズな人と関わって機会損失した自分の反省と、こんな人に出会ってしまったらどうすべきかを自分なりに考えたことを述べていこうと思う。

時間にルーズな人は他人の時間泥棒⁉

仕事関係で時間にルーズな人がいた。仮にルーズさんと呼ぼう。
約束の時間には大抵遅れてくる。
それでもこちらが仕事をもらっている身だったし、それ以外はいい人だった(と当時は思っていた)ので、仕方なく時間をつぶして待っていた。(機会損失してた!)

でも、ある時に気付いてしまった。
「ルーズさんは私のことを舐めているから、遅れても平気なんだ。」ということを。
なぜなら仕事を受ける側の私との約束では遅刻が常なのに、お客さんとの約束で遅れることは(あまり)なかったから。
私との約束は破ってもルーズさんにはダメージがないけれど、お客さんとの約束を破るとダメージがあると判断していたんだろう。(機会損失のリスクを避けた?)

時間にルーズな人は、誰かの時間を潰していることを何とも思っていない。相手のことを軽んじているから他人の時間も大事なことに気付かないのだ。

そして私自身も、粗末な扱いを受けているのに「仕事をもらっている身だし」という理由で何も言えなかった。
自分がへなちょこすぎて情けない。
仕事を振っているほうが上で仕事をもらっているほうが下という考え方はよくない、と今は思う。
ルーズさんが出来ない分の仕事を私がやって正当な報酬を得ているんだから、本来は対等の関係であるはずだ。
それなのに変に遠慮して、自分の大事な時間を潰され粗末に扱われ続けるのは、健全な契約関係ではなかった。
時間にルーズな人から自分の時間を潰されているのに、何も言えずにいた私もまた自分を大切にしていなかった。

そしてもう一つ問題がある。
時間にルーズさんはお金にもルーズさんだった。

時間とお金にルーズな人=約束を守る気がない人→信用できる?

ルーズさんはお金にもルーズさんだった。
主には
・報酬の支払いの遅れ
・明細書なし
・計算ミスによる報酬額の過不足
…等だろうか。

報酬の支払い遅れについては、最初の頃は期日の数日後だったものがどんどん遅れるようになり、何も言わなければ二週間経っても振り込まれないこともあった。
さすがにこちらも困るので入金をお願いするが、それでもすぐには振り込まれない。
そんなことが何度もあり、ルーズさんに「これではこちらも困ってしまう。ちゃんとして欲しい。」ということをもう少し具体的に、仕事の受け方の話やどうしていきたいかも含め話をした。
するとルーズさんから「約束を決めてこれからはちゃんとします。」との返答をいただいた。
(今思えば、返答の仕方もざっくりというかふんわりというかルーズだった。)
これでやっと安心かと思いきや、しばらくしてまた遅配が起きるようになってしまった。
幾度となく催促をした際「期日を決めたのですからその日までに必ず入金してください。」と言ったのだが、
それに対するルーズさんの返答が「期日を決められてしまうと、その日が土日だと入金できないのでそんなにきっちり決めないで欲しい。」だった。
もう口あんぐりだ。😮
その日までにって言ったよね。普通は決められた日までに入金するんだよ…。
約束を決めてしっかりやると言ったのはルーズさんだったのだが…。

時間にルーズな人全員がお金にもルーズだとは断定しないが、時間にルーズな人がお金にもルーズになる傾向はあると思う。
よく成功者といわれる人々の多くは時間が大切なことを知っていて、遅刻をしないとか聞いたことがある。
時間やお金の大切さを知り、自分や他人を大事にできるから成功しているのだろう。

自分の時間を大事に=自分を大事に

ルーズな人に舐められ認定されたら、自分の時間も食い潰されてしまう。
「仕事だから」「他はいい人だから」と私のようにデモデモダッテとそのままにしていたら、自分が自分の時間を大事にしない、ルーズな人と同じになってしまう。

一番いいのはルーズな人から離れることだ。

いままでの自分だったら「そうは言っても…」とできない理由を見つけては動かずにいた。
「あの人がルーズなのがいけない」「私はこんなに頑張っているのになんでこんな扱いを受けるんだろう」とドロドロした気持ちを溜め込んで。

気持ちを書き出して自問自答してみよう

「あの人がルーズなのがいけない→」その通り。でもそれに引っ張られていたら自分の時間を自分が潰すことにもなっちゃうよ!
「私はこんなに頑張っている」→その通り。だからこれからは嫌な気持ちになる人とは離れ、もっと自分を労わってあげよう。そして、もっと自分を大事に扱ってくれる人と仕事をしよう。
「仕事がなくなるのは困る」→他のルートを開拓しよう。少しずつ関わりを減らしていこう。
「新しい仕事なんて無理」→ほんとにそうかなぁ。
デモデモダッテな自分に自問自答してみると、ルーズな人から離れられなかった本当の気持ちにたどり着き、スッキリしたり、不安が和らいだりしてきた。

ルーズさんに引っ張られて無駄にしてしまった時間は戻らないけれど、これから自分を大事に自分の時間を大事にすれば👍

TIME IS MONEY!


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