暑さの中でも凛と咲く蓮の花を見に行こう

蓮の花は美しい。
極楽浄土へは行ったことがないけれど、こんなに綺麗な花が咲いているんだからきっと素晴らしいところなんだろう。
そんな極楽浄土を疑似体験できるかはわからないが、蓮の花が咲いているであろう蓮華寺池公園(静岡県藤枝市)に行ってきた。

蓮の花は早朝に咲くという…着いたのは午前9:30…。

実は数週間前の7月初旬にも蓮の花を見にこの公園に行った。
が、到着した時間も遅く、開花している花も少なかったため、今回はリベンジということになる。

(前回7月初旬の様子)

蓮の花が咲くのは早朝だということはわかっていたので前回より早く家を出た。
公園に到着したのは午前9:30。
前は10時くらいに着いたので今日こそは!と気合を入れた結果がこれ!
この間より30分も早く着いてしまった。
咲いている花の数は多かったが、開花直後の花の様子を見るにはやはり到着時刻が遅かった。
「前回より早く着きました!30分!」と鼻息荒く言ってみても、
蓮からしたら、午前9:30は朝とは言えないのは至極当然だ。

池に咲く大蓮の花はため息が出るほど美しかった

池一面に広がる黄緑色の葉っぱの間から顔を出す淡いピンクの花は、それはそれは美しかった。
他の風景は見ず、池だけを見て花に焦点を合わせて見ていると、極楽浄土とはこういう場所なのかと思えるほど幻想的だ。
でも9:30は朝じゃない…。
お釈迦様の絵に描かれているような、真ん中が丸くて外側の花弁だけが広がっているあの蓮の姿はなく、
中心部の花弁も全て開ききってめしべが見えていた。
それでも綺麗なんだけど、花びらが全部開ききる前の花を見たかった。
なぜもっと早く来なかったんだ!特に忙しくもなかったじゃないか!
そう悔しがる私に蓮の花は
「開花したばかりのわたしも、花弁が開ききったわたしも同じですよ。気にしない。気にしない。」
と優しく語りかけているようだった。

たしかに花弁は開ききっていても蓮の花は幻想的で美しい。

暑い!蓮の花は涼しげなのに私は汗だく…。

それにしても暑い。
蓮は凛として美しく佇んでいるというのに、まだ午前中だというのに、なぜこんなにも暑いのか。

蓮華寺池公園の池は複雑な形をしており、その周りに遊歩道があるため一周するとかなり距離がある。
熱中症にならないよう水分補給はマメにする。
遊歩道に沿った場所に売店と自動販売機があるのでそこで飲料は調達できる。
滝のような汗をかきながらカメラを持って麦茶をがぶ飲みするお一人様。
決して美しい姿ではないけれど、熱中症のリスクには代えられず、さらに美しい蓮を撮れればいいので気にしない。
と偉そうなことは言ってみたものの、結局暑いのと疲れたのとで途中で引き返しましたとさ。
いやぁ!ビックリするほどの根性なしだな、私は!

蓮だけでなく多目的に楽しめる

蓮華寺池公園は池の周りに遊歩道が整備されており、蓮の花だけでなく、藤(藤枝市の花)や、紫陽花と言った季節ごとの植物も植えられている。
チビッコが大好きな遊具が置いてある広場があったり、ボートの貸し出しもしていたり、
いろいろな楽しみ方ができる。
藤枝市の歴史資料を所蔵している博物館もあるので藤枝市の歴史を勉強したい人にもうってつけだ。

↑季節ごとに咲く花々とそこに集まる昆虫

様々なイベントも開催されており、今年(2023年)は8月7日に4年振りとなる花火大会も開催されるようだ。
駐車場も博物館側に第1駐車場が、公園南側の道路を挟んだところに第2駐車場がある。
駐車台数も第一駐車場で200台、第2駐車場で300台とめられる。
第2駐車場近くにはスターバックスコーヒーもあるので、公園を歩いて疲れた体を美味しいコーヒーで癒すことも出来る。

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